エアバスは現地時間9月6日、ベトナムのジェットスター・パシフィック航空(PIC/BL)からA320従来型(A320ceo)を10機確定受注したと発表した。同社がエアバス機を自社購入するのは初めて。
両社は7月、英国で開催されたファンボロー航空ショーでA320を10機導入するMoU(覚書)を締結したと発表していた。
ジェットスター・パシフィックのウェブサイトによると、同社の保有機材はA320(180席)が8機、A321(220席)が2機。いずれもリースで導入している。
同社はホーチミンを拠点に運航するLCCで、ハノイやニャチャン、ダナンなど国内線を、ハノイからは香港やバンコクなど、周辺各国に運航している。株主はベトナム航空(HVN/VN)と豪カンタスグループで、出資比率はベトナム航空が70%、カンタスグループが30%。
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Airbus
エアバス・ジャパン
Jetstar Pacific
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