川崎重工業(7012)は陸上自衛隊向け観測ヘリコプターOH-6Dの定期修理最終機を、陸自第6飛行隊に8月30日に引き渡した。機体定期修理は通算1055機目にあたる。
OH-6DはOH-6Jの後継機で、定員は4人。1967年に米ヒューズ・ヘリコプターズ(現MDヘリコプターズ)とライセンス契約を締結後、OH-6Jの製造に着手した。
陸自にはOH-6Dを、1979年度から1997年度までに計193機を引き渡した。また、1983年度からは定期修理を実施している。
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