ボーイング、国際航空宇宙展で787の模擬コックピットなど展示

　ボーイングは10月9日から14日までポートメッセなごや（名古屋市港区）で開催される「2012年国際航空宇宙展」（ジャパン エアロスペース2012/JA2012、主催：一般社団法人 日本航空宇宙工業会）に出展する。日本の航空業界とのパートナーシップや、民間・防衛分野の最先端技術などを紹介する。

セントレアに飛来したドリームリフターや787を見学する家族連れ＝11年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　民間航空機部門は、787型機の模擬コックピットをブースに展示。防衛・宇宙・安全保障部門では、今後の日本の防衛力強化に避けて通れない分野や、現在自衛隊が運用するF-15Jイーグル、AH-64Dアパッチ、CH-47JAチヌーク、KC-767タンカー、E-767AWACSなどのボーイング機を紹介する。また、無人機システムやP-8Aポセイドン、737AEW＆C、V-22オスプレイに関する展示も行う。

　実機は12日から14日まで中部国際空港（セントレア）に、787の主翼や胴体を米国内の工場に運ぶ専用輸送機「ドリームリフター」を地上展示する。

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