全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC)など航空各社は8月22日、お盆期間(10日から21日まで、12日間)の利用実績を発表した。国際線のロードファクター(座席利用率、L/F)は各社とも9割前後で推移し好調だった。国内線は前年を上回り、ANAとJALが8割台、LCC各社は9割台で堅調に推移した。
また欧州方面の旅客数は、2016年ゴールデンウィークに引き続き、ANAが前年を下回る一方、JALは前年を上回った。
出発のピークは各社異なったものの、下りは今年から祝日「山の日」に制定された11日となったところが目立った。

航空各社が発表したお盆の利用実績(各社資料からAviation Wire作成)
ANA

欧州路線の利用客数で差が生じたANAとJAL=16年7月 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
ANAの旅客数は国際線が前年同期比