エアバスは、フィリピンのセブパシフィック航空(CEB/5J)からA330-300型機を2機確定受注した。現地時間7月29日に発表した。
セブパシフィック航空のA330-300は436席で、現在6機を保有。豪州や中東など、長距離路線に投入している。日本にはマニラとセブから計5路線を乗り入れている。通常は180席のA320を投入しているが、2015年夏の繁忙期は、利用者が最も多いマニラ-成田線をA330-300で運航していた。
同社はエアバス機49機を含む57機を保有している。内訳はA330-300が6機、A319(156席)が7機、A320(180席)が36機、ATR72-500(76席)が8機で、このうちA319は、4機を米LCCのアレジアント航空(AAY/G4)に売却する。
A330-300のほか、A321neoを30機発注済み。2017年中ごろから2021年に受領を予定しており、中距離路線に投入する。
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