エアライン — 2016年7月28日 16:00 JST

カンタス航空、ニュージーランド路線強化 北半球からの乗継ぎ獲得狙う

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 カンタス航空(QFA/QF)は現地時間7月27日、ニュージーランド路線を強化すると発表した。南半球が夏を迎える10月からの冬ダイヤからで、北半球からの乗り継ぎ需要を狙う。また、東南アジア路線を季節増便する。

ニュージーランド路線を強化するカンタス航空=12年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ブリスベン-クライストチャーチ線は10月30日から、これまでの週3往復から1日1往復に増便。アジア各国や米国からの乗り継ぎ需要獲得を目指す。メルボルン-クライストチャーチ線は、12月4日から運航を開始。1日1往復を運航する。ロンドンをはじめとする欧州各都市からのほか、ドバイからの乗り継ぎ需要を見込む。

 東南アジア路線のうち、シドニー-デンパサール線は季節便で週5往復を運航する。2015年に引き続き2年連続の季節便で、今回は12月14日から2017年2月5日まで運航する。このほかパース-シンガポール線は12月12日から2月6日まで、週10往復から週14往復に、シドニー-マニラ線は12月15日から1月19日まで、週5往復から週6往復に増便する。

 カンタス航空の日本路線は、ブリスベン-成田線とシドニー-羽田線の2路線で、それぞれ1日1往復ずつ運航している。

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