第66回共同募金運動が10月1日からスタートした。初日のきょうは東京・霞ヶ関ビル前の霞テラスで、ロンドン五輪卓球銀メダリストの福原愛選手(全日空)や浅香山親方(元魁皇)らが募金を呼びかけた。
街頭募金に先立ち、福原選手は「多くの方にご協力いただきたい」と話した。会場では福原選手と浅香山親方のほか、NHK大河ドラマ「平清盛」に出演中の藤本隆宏さん(伊藤忠清役)と石黒英雄さん(平宗盛役)らが募金を呼びかけた。また、今年で51回目の協力となる全日本空輸(ANA、9202)からは、客室乗務員の原田愛さんと大辻智子さんがボランティアとして参加した。
ANAでは、就航先の国内全50空港で地上旅客係員が「赤い羽根」を着用し、共同募金運動をPR。出発カウンターなどに募金箱を設置する。国内線の機内でも、ANAグループの全客室乗務員が赤い羽根を着用してPRを行う。
また、1日から12月31日まで、機首に「赤い羽根共同募金」のロゴを塗装した特別塗装機を国内線で運航。ボーイング767型機10機とボーイング737型機6機、ボンバルディアDHC-8-Q400型機4機の計20機で、約1万便を運航する。