エアライン, 機体 — 2016年7月25日 22:40 JST

天草エア、初代みぞか号デンマークへ 鹿児島から旅立つ

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 天草エアライン(AHX/MZ)唯一の機材として16年間飛び続け、2月19日に退役した初代「みぞか号」(ボンバルディアDHC-8-103、登録番号JA81AM)が7月22日午後、鹿児島空港から売却先のデンマークへ飛び立った。

鹿児島空港から最初の寄港地である台北へ向かう元天草エアラインのDHC-8みぞか号(同社Facebookページから)

初代みぞか号最終便の乗客が全員降機し機体周辺のロープを片付ける天草エアラインの社員=16年2月19日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 初代みぞか号は退役後の3月18日、天草空港から鹿児島空港へ到着。7月25日の同社Facebookページへの投稿によると、売却検査を終えて機体の引き渡しが完了したという。

 鹿児島を22日午後4時33分に出発した初代みぞか号は、台湾からフィリピン、ベトナム、タイ、インド、オマーン、サウジアラビア、エジプト、ギリシャ、ハンガリーを経由し、28日にデンマークのビルン空港へ到着を予定している。

 天草エアでは、売約先であるデンマークのリース会社からリース先などが決まった際には、告知するという。

関連リンク
天草エアライン
天草エアライン Facebookページ

初代みぞか号退役当日の記事
天草エアライン、たった1機のみぞか号退役 16年で地球310周分飛ぶ(16年2月19日)

写真特集・天草エアみぞか号、初代から2代目へ
(1)「リクライニングもできず、心苦しかった」(16年2月27日、初代編)
(2)「あっという間に行っちゃった」(16年3月6日、2代目編)
(3) 新制服はちょっと派手?!(16年3月15日、新制服編)

2代目みぞか号就航
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仏ATRのCEO、ターボプロップ機の優位性強調 鹿児島でMRO展開視野に(16年4月18日)

写真特集・天草エアラインATR42 2代目「みぞか号」
・機体編 親子イルカ塗装を踏襲(15年10月4日)
・機内編 客室前方は対面シート(15年10月4日)

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