エアバス, 機体 — 2012年10月1日 08:30 JST

エアバス、A350 XWBのシート供給元にゾディアック子会社を追加

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 エアバスは現地時間9月24日、開発中の中型機A350 XWBのサプライヤーとして、航空機器大手の仏ゾディアック・エアロスペース社の子会社ゾディアック・シート・フランス社(旧シクマ・エアロ・シート社)を新たに認定した。

長距離路線や居住性の高いビジネスクラス向けのA350用シート「シラス(Cirrus)」(エアバスの資料から)

 ゾディアックは2種類のビジネスクラス向けシートを供給。1列4席でヘリンボーン(杉綾模様)配置の長距離路線や居住性の高いビジネスクラス向けの「シラス(Cirrus)」と、1列7席で短距離路線や高密度のビジネスクラス向けの「アーカス(Arcus)」を用意する。

 シラスのヘリンボーン配置では、約42インチ(約1メートル)のシートピッチを実現し、直接通路へアクセスしやすくした。

 シラスとアーカスは年末のA350のカタログに追加される予定。A350のシートサプライヤーとしては、航空機内装品大手ジャムコの米国子会社ジャムコ・アメリカと、エアバスの親会社EADSの子会社ソゲルマ(Sogerma)が選ばれており、サプライヤーを増やすことでインテリアの選択肢を広げる。

短距離路線や高密度のビジネスクラス向けのA350用シート「アーカス(Arcus)」(エアバスの資料から)

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Airbus
エアバス・ジャパン
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