エアバス, エアライン, 機体 — 2016年7月15日 19:50 JST

ラタム航空のA320neo初号機、ロールアウト

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 エアバスは、ラタム航空向け初号機となるA320neoがロールアウトしたと現地時間7月12日に発表した。ラタム航空はA320neoを受領する南米初の航空会社となる。

ラタム航空のA320neo初号機=16年7月 PHOTO: P. Masclet, Master Films/Airbus

 機体は5月から導入を開始した新デザイン塗装で、濃い目の青(インディゴブルー)と赤(コーラルレッド)を配色。エンジンは米プラット・アンド・ホイットニー(PW)製GTFエンジン「PW1100G-JM」を採用した。

 同社は6月末現在、A320neoを48機、A321neoを19機発注している。中南米全体ではA320neoファミリーを6社が計348機発注。内訳はA319neoが28機、A320neoが275機、A321neoが45機となっている。

 ラタム航空はチリのラン航空(LAN/LA)とブラジルのTAM航空(TAM/JJ)による新ブランドで、5月から展開している。両社は2012年7月に提携し、2015年8月には統合の一環として新ブランド名「ラタム」を発表した。

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