全日本空輸(ANA/NH)をはじめとするANAグループは、英国を本拠地とする航空業界の調査・格付け会社SKYTRAX(スカイトラックス)社が実施する「ワールド・エアライン・アワード」のうち、2部門で世界一を受賞した。
受賞したのは、空港サービス全般を評価する「ワールド・ベスト・エアポート・サービス」と、空港スタッフや客室乗務員のサービス品質を地域ごとに評価する「ベスト・エアライン・スタッフ・イン・アジア」の2部門。
ワールド・ベスト・エアポート・サービスの受賞は、4年連続5度目。羽田空港国内線第2ターミナル2階出発カウンターを刷新し、エリアを集約させることで無駄のない動線にしたことや、自動手荷物預け機「ANA Baggage Drop サービス(ABD)」の導入など、空港サービスを充実させたことが評価された。
ベスト・エアライン・スタッフ・イン・アジアの受賞は2年連続3度目。空港スタッフと客室乗務員が連携しサービス向上に努めている点や、空港・機内でのサービスレベルがアジアで最も優れている点が評価された。
ANAはSKYTRAXが実施する、1つ星から5段階の星の数で航空会社を格付けする「エアライン・スター・ランキング」で、5つ星を4年連続で獲得している。
ANAとSKYTRAX
・ANA、空港サービスで世界一評価 英SKYTRAX(15年6月18日)
・ANA、3年連続SKYTRAXの5つ星 篠辺社長「サービス向上余地ある」(15年3月20日)
空港や機内での取り組み
・ANA、iPadで訪日客と“会話” タップしてやり取り(16年5月25日)
・ANA、羽田国内線カウンター刷新 目的別で色分け、動線明確に(16年4月22日)
・ANA、タブレット端末で手話同時通訳 羽田カウンターで(16年4月21日)
・ANA、樹脂製車いす羽田に導入 保安検査そのまま通過(16年4月21日)