エアバス, エアライン, 機体 — 2016年7月14日 22:25 JST

印ゴーエア、A320neoを72機追加発注へ 144機に

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 エアバスは、インドのLCCゴーエア(GOW/G8)とA320neoを72機発注するMoU(覚書)を締結した。現地時間7月13日、ロンドン近郊で開催中のファンボロー航空ショーで発表した。

ゴーエアのA320neo=16年1月 PHOTO: H. Gousse, Master Films/Airbus

 ゴーエアは2011年、A320neoを72機発注済み。今回締結分を確定発注に切り替えると、合計で144機を発注することになる。

 同社は今年6月、A320neoの同社向け初号機を受領。購入後にリース会社に一旦売却してリース契約を結ぶ「セール・アンド・リースバック」で導入した。契約先はSMBCアビエーションキャピタル。エンジンは米プラット・アンド・ホイットニー(PW)製GTFエンジン「PW1100G-JM」を採用した。6月は計2機を受領している。

 ゴーエアのA320neoは1クラス186席で、機体後部のラバトリー(化粧室)やギャレー(厨房設備)を効率良い新レイアウトで配置する「スペース・フレックス」を、A320neoに初めて設定した。

 スペース・フレックスはA320従来型(A320ceo)に導入しているもので、同じ機体で1列6席を増やすか、シートピッチを7インチ(17.78センチ)広げることができる。

 ゴーエアは2005年11月に運航を開始したインド国内線のLCCで、デリーやムンバイなどを拠点に、国内22都市に運航している。現在はA320neoを2機のほか、A320ceoを19機所有している。

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