日本航空(JAL、9201)は9月29日から成田空港第2ターミナルビル本館4階に、ファーストクラスラウンジとサクララウンジを新たにオープンする。オープンに先立ち28日、報道関係者に公開された。
成田のファーストクラスラウンジは、JALのファーストクラス利用者とJMB(JALマイレージバンク)ダイヤモンド会員、JGC(JALグローバルクラブ)プレミア会員、ワンワールドのエメラルド会員が利用できる。サクララウンジは、エグゼクティブクラス(ビジネス)などの利用者を対象としている。
今回オープンしたラウンジの席数はファーストクラス154席、サクラ63席の計217席。ラウンジ拡大により、本館3階とサテライトの既存ラウンジの混雑緩和や、12月2日に新設するサンディエゴ線や13年3月開設予定のヘルシンキ線など新規路線による利用者増加に対応する。
ファーストクラスラウンジには、ソファーと食事ができるダイニング、パソコン席、マッサージチェアを備え、無線LANやコピー機も利用できる。JALの担当者によると、本館3階の同ラウンジと比べて、電源を利用できる席数を増やしたという。デザインは和を意識した落ち着きと重厚感のある色調とした。
サクララウンジにもソファーやダイニング、パソコン席があるが、色調は明るめとなっている。
両ラウンジともサービス時間は午前7時半から午後0時半まで。サービス時間外は本館3階かサテライトのラウンジを利用することになる。午後の稼働については、今後の利用動向により検討するという。
JALでは12年度中に成田を含めて国際線と国内線の14空港でラウンジのリニューアルを実施する。国際線は既存ラウンジもリニューアルする成田に加え、福岡とホノルル、フランクフルト、マニラ、バンコクが対象。国内線も9月末の関西を皮切りに、札幌と伊丹、福岡、小松、広島、松山、熊本のリニューアルを行う。
ファーストクラスラウンジの様子はこちら。サクララウンジの様子はこちら。
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