ANAグループのANA総合研究所と東京メトロは9月24日、地下鉄銀座駅で全国の名産品を販売する物産展「ソラチカマルシェ」を共同でスタートした。第1回目の今回は熊本県阿蘇市の名産品を販売する。28日まで。
ソラチカマルシェは両社の共同事業で、今後月1回程度開く予定。名産品を地元の価格で販売するのが特徴の地域応援プロジェクトで、観光名所のPRなども行う。
ANA総研の野村達男主席研究員によると、阿蘇市は同研究所が自治体にスタッフを派遣している8地域のひとつで、今夏の豪雨災害で多くの被害が生じたことから地域支援の一環として選んだという。パートナーの東京メトロは駅の活性化を、ANA総研は地域活性化を目的にしており、1年ほど前から準備に取り組んできた。
会場にはトマトやキャベツといった阿蘇直送の野菜や、牛乳と砂糖のみで作った「のむヨーグルト」など、食料品を中心に名産品が並んだ。銀座という立地の割に地元価格で販売されているためお買い得感があり、野菜を買い求める人が多く見られた。
また、昨年のゆるキャラグランプリで1位を獲得した熊本県のイメージキャラクター「くまモン」と、阿蘇市の「あか牛くん」が会場に登場。県の営業部長であるくまモンは、ジャンプを交えたくまモン体操で会場をわかせた後、自ら店頭で接客して売り上げアップに貢献していた。
会場は銀座駅B2出口付近。時間は午前11時から午後7時まで。商品が売り切れた場合は早めに終了する場合がある。くまモンは26日午後5時から7時までの間に休憩を挟みながら再び登場する予定。
関連リンク
ANA総合研究所
東京メトロ
くまモンオフィシャルサイト