解説・コラム — 2016年5月29日 06:05 JST

活躍の場はフライト以外も CAが地上勤務で得るものとは? 連載・CREW WORLDのアテンションプリーズ!!(38)

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 Aviation Wireをご覧の皆さま、こんにちは!客室乗務員(CA)経験者専用の情報共有サイト「CREW WORLD」です。

 前回は「限られた時間で完璧に!CAの離陸前安全確認とは」と題し、CAの数ある仕事の中で、サービス要員から保安要員へと気持ちを切り替える「離陸前安全確認」についてご紹介しました (関連記事)。

 皆さんはCAと聞いてどんなことをイメージされますか? 「女性が活躍する仕事」「ホスピタリティがある仕事」など色々な印象をお持ちだと思いますが、飛行機に乗ってフライトをしている姿を想像される方が多いのではないでしょうか。

—記事の概要—
フライトだけじゃない!幅広いキャリアパス
満員電車、パソコン、残業…地上職勤務に慣れるまで悪戦苦闘
CAの処世術!どこでも活かせる高いコミュニケーション能力
地上職経験でフライトがより楽しく

フライトだけじゃない!幅広いキャリアパス

地上職勤務中のCAは企業の広報活動やイベントに出席することも多い(写真はイメージ)=15年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 CAになりたいと思う人が共通して抱いているのが、「お客様を笑顔にしながらフライトをしたい」ということ。航空会社へ入社する前は、フライト以外の業務に携わることがなかなか思い浮かばない人もいます。また、CAは専門職だというイメージが強いというのも事実。

 しかし、航空会社によっては、CAのキャリアパスの一環として、乗務年数や個人の意向に応じ、地上職勤務の就業経験を取り入れているところがあります。

 数年前から、CAを契約社員ではなく正社員として


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