ボーイングは現地時間5月25日、中国国際航空(エアチャイナ、CCA/CA)に787-9型機の初号機を引き渡したと発表した。中国の航空会社が787-9を受領するのは初めて。
中国国際航空は2005年8月に787-9を15機発注。エンジンは英ロールス・ロイス製トレント1000を選定した。今回受領したのは、15機のうち最初の機体となる。直行便による長距離国際線へ投入していく。
長胴型となる787-9は、3機種ある787ファミリーのうち2番目に胴体が長く、標準型の787-8と比べて胴体が前方と後方でそれぞれ3.05メートル、計6.1メートル長くなっている。
2クラス構成の標準座席数は、787-8が242席、787-9が290席、787-10が330席となっている。
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