全日本空輸(ANA/NH)は5月12日、成田空港のカウンターとサービスを刷新すると発表した。チェックインカウンターをクラス別から航空会社別に変更。カウンターに設置する自動チェックイン機の機能を向上させ、顧客満足度の向上を図る。
ANAを含む航空連合スターアライアンスの加盟各社は、成田空港第1ターミナル南ウイングを使用している。現在はチェックインカウンターを、加盟各社でファーストやビジネスなどのクラスごとに共用している。6月2日からはクラス別ではなく、航空会社別の分類に変更。ANAはAからJまである10カウンターのうち、AからDの4カウンターを使用する。
チェックイン機は従来のチェックイン機能に加え、受託手荷物のタグを印刷する機能を追加したものに更新。7月中旬から導入を開始する。印刷されたタグを利用客自身が貼付することで、カウンターでの待ち時間短縮につなげる。
また、成田空港内のANAラウンジでは、シェフが料理を直接提供する「シェフサービス」を6月から正式に導入。2015年12月から試験導入していたもので、握り寿司やだし巻き玉子、ローストビーフなどを提供する。
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成田国際空港のカウンター(全日本空輸)
第1ターミナル南ウイングチェックインカウンター(成田空港)
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