エアライン, ボーイング, 機体 — 2016年5月10日 18:20 JST

TAAGアンゴラ航空、777-300ER受領 ポルトガル路線強化へ

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 ボーイングは、TAAGアンゴラ航空(DTA/DT)に777-300ER型機を引き渡した。現地時間5月3日付。TAAGは同型機の受領により、ポルトガル路線を強化する。

TAAGアンゴラ航空の777-300ER=16年4月 PHOTO: Tim Stake/Boeing

 TAAGの777-300ERは293席(ファースト12席、ビジネス56席、エコノミー225席)を設定する。ボーイングの発注リストによると、TAAGは777-300ERを5機発注済み。今回の受領分で注残は1機となる。

 TAAGは1938年設立。アフリカ南西部・アンゴラの首都、ルアンダを拠点に国内11都市、国外26都市に運航している。欧州はロンドンやフランクフルトなど8都市、アジアは北京に乗り入れている。

 このうちポルトガル路線は週7往復のリスボン便と、週3往復のポルト便を運航。リスボン便は777-300ERで、ポルト便は777-200ER(235席:ファースト14席、ビジネス51席、エコノミー170席)を投入している。6月2日以降は、リスボン便を週4往復増便。ポルト便と合わせ、ポルトガル路線を1日2往復を運航する。

 アンゴラは1975年11月、ポルトガルから独立した。

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