日本航空(JAL)は9月18日、客室乗務員など航空運送事業にかかわる全部門の制服を、2013年度上期からグループ内で統一したデザインに変更すると発表した。19日に再上場する新生JALグループとして、再出発にふさわしいデザインを目指す。詳細は改めて発表するという。客室乗務員の制服デザインの変更は、JALと旧日本エアシステム(JAS)が統合した2004年以来となる。
新制服の基本コンセプトとして、1. 視認性の高さの実現、2. 清楚で上質なデザイン、3. 挑戦のスピリット、4. コスト削減の4点を挙げる。JALグループは機体の尾翼や空港の看板にロゴマークの鶴丸を使用して統一性を持たせているが、制服のデザインも利用者からJALグループの社員だと一目でわかるものを目指す。コスト面では質感の維持を前提に素材やクリーニング方法も再検討し、コスト削減を進める。
客室乗務員と空港などグランドスタッフの制服デザインは、パリ・コレクション出展歴のある丸山敬太氏が担当。その他の制服はJALグループ内の担当部門がデザインする。
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