エアバスは、ガルーダ・インドネシア航空(GIA/GA)からA330-900neoを14機受注したと現地時間4月19日に発表した。ガルーダへの引き渡しは2019年を予定している。
ガルーダはA330-900neoを、中長距離路線に投入。現在13機を導入しているA330-300のうち、7機と置き換える。
A330neoは、A330-800neo(3クラス257席)とA330-900neo(同287席)の2機種で構成。初号機の引き渡しは2017年10-12月期(第4四半期)の予定で、ロールス・ロイス社製新型エンジンのトレント7000を搭載する。空力性能を強化するとともに、客室装備も最新鋭機A350 XWBと同等に改良。座席あたりの燃費を14%削減し、航続距離も最大400海里(740.8キロ)延びる見込み。
2016年3月末現在、A330neoは2機種合計で186機を受注している。内訳はA330-800neoが10機、A330-900neoが176機。
エアバスの受注リストによると、1月28日に匿名顧客からA330-900neoを14機受注している。ガルーダはこれまで、A330neoを発注していない。
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