エンブラエルは現地時間4月12日、米ホライゾン航空(QXE/QX)からエンブラエル175型機(E175)を30機確定受注したと発表した。カタログ価格で総額28億ドル(約3046億9600万円)。1981年のホライゾン航空設立以来、最大の発注量となる。このほか、33機のオプションも設定した。
2017年4-6月機(第2四半期)からの引き渡しを予定している。ホライゾン航空を傘下に持つアラスカ航空(ASA/AS)便として運航する。3クラス、計76席を設定する。内訳はファースト12席、プレミアムクラス16席、エコノミー48席。機内Wi-Fiサービスを導入する。
ホライゾン航空は2015年末現在、ボンバルディアQ400型機(DHC-8-Q400、76席)を52機所有。2016年末は52機に据え置くものの、2018年末には37機に減少させ、E175と置き換える。
ホライゾン航空は1981年、シアトルで設立。現在はシアトルのほかポートランドを拠点とし、米国西部を中心に42都市に乗り入れている。
アラスカ航空はE175を保有していない。同機は同社とパートナーシップ契約を締結するスカイウェスト航空(SKW/OO)が、アラスカ航空ブランドで運航している。
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