エアバス, エアライン, 企業, 機体 — 2016年3月17日 19:35 JST

スターフライヤー、A320リース繰り上げ返済 2機8億円

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 スターフライヤー(SFJ/7G、9206)は3月16日、リース導入しているエアバスA320型機2機について、債務の一部を繰り上げて返済すると発表した。繰り上げ返済額は2機合計で8億円。財務体質を改善する。

スターフライヤーのA320 8号機=12年12月14日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 対象となる機材は、2012年12月11日に受領した8号機(登録番号JA08MC)と、2014年1月20日に受領した13号機(登録番号JA23MC)。8号機は3月31日に5億円、13号機は3月18日に3億円をそれぞれ返済する。

 8号機は当初、自社購入機として導入。2014年5月22日、購入後にリース会社に一旦売却してリース契約を結ぶ「セール・アンド・リースバック」に切り替えた。契約先は三井住友ファイナンス&リース(SMFL)など3社で、リース開始日は同年5月28日。

 今年2月29日時点でのリース債務残高は25億9900万円。最終支払日は2021年5月28日を予定している。

 13号機もセール・アンド・リースバックで導入している。契約先はJA三井リースなど2社で、リース契約日は2013年10月31日。リースを2014年1月20日に開始した。今年2月29日時点でのリース債務残高は34億9100万円。最終支払日は2021年12月20日を予定している。

 スターフライヤーは現在、A320を9機保有している。

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