全日本空輸(ANA/NH)は3月3日、「ひなまつりフライト」を、3日付にちなんだ羽田発伊丹行きNH33便で実施した。運航業務のほとんどを女性スタッフが行うもので、乗客322人(幼児4人含む)を乗せたボーイング777-200ER型機(登録番号JA741A)は、羽田を午後4時に出発した。
搭乗口付近では、客室乗務員や地上旅客係員、整備士らがひなあられを乗客に配布。桃の節句にちなみ、スタッフはピンク色を反射板やベスト、スカーフを着用し、駐機場では「2016 ひなまつり ANA33」とモップを使って水でメッセージを描き、横断幕を掲げて乗客を見送った。
今回のフライトでは、機長が男性だったことを除くと、運航にかかわる大半の職種を約40人の女性スタッフが担当。副操縦士は、777のライセンスを持つ内堀まゆみさんが務めた。
ANAのひなまつりフライトは、部門横断型での実施としては、今回は2014年以降3回目となった。
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全日本空輸
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【お詫びと訂正】
記事初出時に副操縦士「内堀まゆみさん」の名字が「堀内」となっておりました。本文は訂正済みです。お詫びととともに訂正致します。(16年3月9日 12:48 JST)