空港 — 2016年2月28日 15:00 JST

羽田空港、定時性世界一 英OAG調査、大規模・メガハブ2部門

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 羽田空港(東京国際空港)の国内線ターミナルを運営する日本空港ビルデング(9706)と、国際線ターミナルを運営する東京国際空港ターミナル(TIAT)は、世界の航空関連情報を提供する英国のOAGが実施した定時運航率調査「OAG Punctuality League 2015」で、大規模空港部門とメガハブ空港部門の2部門で世界第1位を獲得したと2月25日に発表した。

英OAG調査で定時性が大規模・メガハブ2部門の世界1位になった羽田空港=15年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 同調査は、2015年1年間(暦年)の世界の定期便運航データのうち、定刻から遅延15分未満に出発や到着した便の割合を算出。カテゴリー別に、定時運航率ランキングをまとめた報告書で、大規模空港部門は出発便の年間提供座席数が、2000万席以上の空港、メガハブ空港部門はOAGの「2015年メガハブ インデックス」に定義された大規模ハブ(拠点)空港が対象となる。

 羽田の定時運航率は91.25%と、大規模空港とメガハブ空港両部門のベスト5で、唯一90%台だった。

 両社では、「空港関係者のチームワークで定時性に力を注いできた結果、受賞につながったことを大変光栄に受け止めている」とコメントしている。

 第2位以下の数値は、大規模空港がドイツのミュンヘン空港で87.71%、第3位がブラジルのサンパウロ・グアルーリョス空港の87.47%、メガハブ空港の第2位はブラジルのサンパウロ・コンゴーニャス空港の87.81%、第3位がサンパウロ・グアルーリョス空港の87.47%だった。

 また、小規模空港部門(年間提供座席数1000万席未満)では、伊丹空港が第1位を獲得している。

大規模空港部門のベスト5
1位 東京国際空港 91.25%
2位 ミュンヘン空港 87.71%
3位 サンパウロ・グアルーリョス空港 87.47%
4位 ミネアポリス・セントポール空港 85.27%
5位 シドニー国際空港 85.20%

メガハブ空港部門のベスト5
1位 東京国際空港 91.25%
2位 サンパウロ・コンゴーニャス空港 87.81%
3位 サンパウロ・グアルーリョス空港 87.47%
4位 ミネアポリス・セントポール空港 85.27%
5位 シドニー国際空港 85.20%

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OAG

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