エアライン, ボーイング, 機体 — 2016年2月17日 10:18 JST

ボーイング、100機目のサウスカロライナ製787納入 アメリカン航空へ

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 ボーイングは現地時間2月16日、米サウスカロライナ州ノースチャールストン工場製の787型機としては100機目となる787-8(登録番号N813AN)を、アメリカン航空(AAL/AA)へ引き渡したと発表した。

ノースチャールストン工場製100機目となったアメリカン航空の787-8=16年2月16日 PHOTO: Alan Marts/Boeing

 ノースチャールストン製787の100機目となった787-8は、2015年12月にロールアウトした。アメリカン航空は28機の787を発注済みで、今回引き渡された機体は14機目。初のノースチャールストン製となった。

 アメリカン航空は、787をニュージーランドのオークランドなどへ飛ばす。また、ロサンゼルス-羽田線など、日本路線にも投入されている。

 787の最終組立工場は、ワシントン州エバレットに最初の工場が建設され、ノースチャールストンは2カ所目。同工場製最初の機体は、エア・インディア(AIC/AI)向けの787-8で、2012年4月にロールアウトした。2014年11月には、長胴型となる787-9の最終組立を開始し、2015年3月にユナイテッド航空(UAL/UA)へ引き渡した。

 ノースチャールストン工場では、2017年から787の中で機体が最も大きい787-10の最終組立を開始する予定。同工場製の機体としては、全日本空輸(ANA/NH)が受領した787-9の特別塗装機「R2-D2 ANA JET」(登録番号JA873A)などがある。R2-D2ジェットはノースチャールストンで最終組立後、エバレットで映画『スター・ウォーズ』に登場するロボット「R2-D2」を描いた。

ノースチャールストン工場製100機目となったアメリカン航空の787-8=16年2月16日 PHOTO: Alan Marts/Boeing

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