エアライン, 企業 — 2016年2月16日 18:52 JST

楽天カードとANA、マイルが貯まるクレジットカード

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 楽天カードと全日本空輸(ANA/NH)は2月16日、クレジットカード「楽天カード」にANAのマイレージサービス「ANAマイレージクラブ(AMC)」機能を付けた「楽天ANAマイレージクラブカード」の申込受付と発行を開始した。

飛行機が描かれたピンク色の楽天ANAマイレージクラブカードを手にするANAの客室乗務員=16年2月16日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

楽天ANAマイレージクラブカードのボードを手にする楽天カードの穂坂雅之社長(中央左)とANAの志岐隆史常務(同右)、ANAの客室乗務員=16年2月16日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 同カードはクレジットカード決済で楽天グループの「楽天スーパーポイント」か、ANAのマイルを貯めることができる。事前にポイントとマイルのどちらを貯めるコースかを選び、コース登録後も変更できる。

 通信販売サイトの楽天市場や百貨店、飲食店などでの買い物に加えて、ANAと同社が加盟する航空連合「スターアライアンス」の各航空会社のフライト、AMC提携サービスなどをカードで利用すると、支払額に応じて100円(税込)あたり1ポイントか、200円あたり1マイルが貯まる。

 クレジットカードの券面は、シルバーとピンクの2色を用意。主に女性の利用を想定したピンクの表面には、飛行機がデザインされている。

 クレジットカード決済やマイルを貯めるほか、ポイントサービス「楽天ポイントカード」と電子マネー「楽天Edy(エディ)」も利用可能。空港で搭乗手続きせずにANAの国内線に搭乗できる「スキップサービス」にも対応した。

 発行記念として同カードの新規申込者を対象に、ANAの国内線航空券と宿泊施設のダイナミックパッケージ「ANA楽パック」で使える4000円相当のクーポン券をプレゼントするキャンペーンを実施する。

 2015年12月時点の会員数は、楽天が約1億600万人、ANAが2900万人。これまでも両社は楽天のポイントとANAのマイルについて、相互交換サービスで提携している。若年層の顧客が多い楽天とビジネスマンの利用が多いANAは、カード発行で相乗効果を狙う。

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楽天ANAマイレージクラブカード
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