全日本空輸(ANA/NH)などANAグループは1月20日、2016年度の路線計画を発表した。3月から羽田-宮古線、4月から成田-武漢線、9月から成田-プノンペン線を新設する一方、北陸新幹線との競争が厳しい北陸路線は減便する。
—記事の概要—
・国際線
・国内線
国際線

ANAが成田-プノンペン線に投入する787-8=15年12月26日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
国際線は、4月28日から成田-武漢線を、9月1日からは成田-プノンペン線をそれぞれ1日1往復で新設。プノンペン線は、日本とカンボジアを結ぶ初の定期直行便となる。機材は武漢線がボーイング767-300ER型機(214席:ビジネス35席、エコノミー179席)、プノンペン線が787-8(240席:ビジネス42席、エコノミー198席)となる。
運航スケジュールは、武漢線は調整中。武漢行きNH937便が成田を夕方に出発し、武漢には夜到着を予定。成田行きNH938便は武漢を午前中に出発し、成田へは午後に到着するスケジュールを計画している。
プノンペン行きNH817便は、成田を午前10時50分に出発し、プノンペンには午後3時10分に到着。成田行きNH818便はプノンペンを午後10時50分に出発して、成田には翌日午前6時45分に到着する。
3月27日からの夏ダイヤでの増減便は