エアライン — 2012年8月30日 22:02 JST

日航、仮条件3500-3790円 決定は9月10日

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 日本航空(JAL)は8月30日、東京証券取引所への再上場時の仮条件を1株3500円から3790円と発表した。売出株式数は1億7500万株で、国内1億3125万株(全体の75%)、海外4375万株(25%)を予定している。

再上場時の仮条件を1株3500円から3790円と発表したJAL=12年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 売出価格の正式決定は9月10日。国内の申し込み期間は11日から14日までで、100株単位。19日に上場する。

 上場により、企業再生支援機構は保有する1億7500万株をすべて売却することで、最大6632億5000万円を調達。出資した3500億円の約1.9倍に上る額を国庫に返納する見込み。出資金を全額回収することで、JALへの再生支援を終える。

 JALの発行済株式総数は1億8135万2000株で、仮条件を基に算出した時価総額は約6347億から6873億円。競合の全日本空輸(ANA)は8月30日の終値ベースで約6224億円となった。

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