川崎重工業は8月28日、ボーイング787-8型機の100号機用の前部胴体を同社へ納入したと発表した。
川崎重工は2005年5月から787の開発と量産事業に参画し、前部胴体と主脚格納部、主翼固定後縁を担当。同社が担当する胴体構造部位では、民間旅客機では世界で初めて複合材製の一体成形構造が採用されている。
10年には各分野で優れた成果をもたらした企業にボーイングから贈られる「サプライヤー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。
787の7月末時点での受注は787-8が520機、787-9が339機の計859機。24日現在で17機がANAや日本航空(JAL)、エチオピア航空(ETH)にデリバリー済みとなっている。
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