エンブラエルは現地時間1月4日、オーストリア航空(AUA/OS)がエンブラエル195(E195、登録番号OE-LWD)の運航を開始したと発表した。オーストリア航空今後、ウィーンからの中東欧の各都市への路線に投入する。
オーストリア航空のE195はエコノミー120席を設定。これまでルフトハンザ・グループの地域航空会社、ルフトハンザ・シティーライン(CLH/CL)が運航していた中古機17機を導入する。オーストリア航空は現在、6機のフォッカー70(80席)と15機のフォッカー100(100席)を保有。これらをE195に機材更新する。E195の平均機齢は4年。フォッカーは平均機齢21年。
航空機の位置情報を提供するウェブサイト「フライトレーダー24」によると、E195の初便となったのは、ウィーン発シュツットガルト行きのOS177便。4日はウィーン-シュツットガルト線を2往復、ウィーン-ベオグラード(セルビア)線を1往復運航した。今後、ハンブルクやワルシャワ(ポーランド)、テッサロニキ(ギリシア)、ティラナ(アルバニア)などへの路線に投入する。
・エンブラエル、2月25日にE190-E2ロールアウトへ(15年12月28日)
・ルフトハンザ再編、3社統合 ジャーマンウイングス消滅(15年10月20日)