ボーイングは現地時間8月27日、2030年までにアジア太平洋地域で必要となる民間機のパイロットが18万5600人、整備士が24万3500人必要になると発表した。このうち、もっとも多く必要となるのが中国で、パイロット7万1300人、整備士9万9400人が必要だとしている。
中国以外のアジア太平洋地域では、東南アジアでパイロット5万1500人と整備士6万7400人、南西アジアでパイロット3万1000人と整備士3万3100人、北東アジアでパイロット1万8800人と整備士2万6500人、オセアニアではパイロット1万2900人と整備士1万7100人が必要と試算している。
航空業界の人材不足は世界的な問題で、ボーイングは6月にインドネシア運輸省とトレーニングプログラム策定の共同作業について覚書を締結した。
新造機の需要については、アジア太平洋地域は2031年までに1万2030機が必要になると予測している。
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