日本航空(JAL/JL、9201)は12月24日、羽田発福岡行きJL321便(ボーイング777-200型機、登録番号JA772J)でクリスマスフライトを実施した。利用客にプレゼントを配り、アカペラ演奏で見送った。
同便は前日の23日に開設した、子ども用遊戯スペース「JALキッズランド」脇の9番搭乗口を使用した。搭乗口付近では、JALグループ合唱団フロイデが『もろびとこぞりて』や『もみの木』などのクリスマスソングをアカペラ演奏で披露。利用客を見送った。地上係員をはじめとするスタッフは、チョコやキャンディなどの菓子とクリスマスカードを利用客に配付した。
その後、航空機への貨物搭載などを担当するグランドハンドリング係員が、緑色にラッピングしたコンテナを積んだドーリーを牽引するトーイングトラクターを運転して、同便が使用する9番搭乗口付近に現れた。係員にはフィンランドから「来日」したと話すサンタクロースとトナカイが扮した。
トラクターを降りたサンタとトナカイは、プレゼントを持って搭乗口前に登場。子どもたちに、サングラスなどが入ったリュックをプレゼントした。子どもたちはプレゼントを手にすると笑顔になり、お礼を言うと、走って親元に戻っていった。
中には、サンタがプレゼントを渡すと、見慣れない格好のため泣き出す子どもいた。サンタは「ごめんね、ごめんね」と、きれいな日本語でなだめていた。
JL321便で福岡に向かう男の子は、「サンタさんからプレゼントもらった」とうれしそうに話した。同便は午後2時13分、乗客365人(うち幼児18人)を乗せて羽田を出発した。
フィンランドから「来日」し、グランドハンドリング係員に扮したサンタは、普段は生やし慣れていないナイロン製のヒゲに悪戦苦闘。「しゃべるとヒゲが口に入る」と話した。
関連リンク
日本航空
2015年のクリスマス
・JALの新人CA、ミュージックベルでクリスマス 羽田で披露(15年12月24日)
2014年もクリスマスフライトを実施
・JAL、“サンタとトナカイ”が子供たちにサプライズ(14年12月24日)
JALが実施した2015年の記念フライト
・JAL、787-9就航前の遊覧飛行 成田の子供招く(15年6月28日)
・JAL、こいのぼりフライトにくまモン登場(15年5月5日)
・JAL、7回目のひなまつりフライト 長崎へ(15年3月3日)
・イチオシ機材で初日の出フライト ANAは787-9、JALはスカイネクスト(15年1月1日)