エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2015年12月24日 22:35 JST

グラハンのサンタ、子どもにプレゼント JAL、福岡行き便でクリスマスフライト

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 日本航空(JAL/JL、9201)は12月24日、羽田発福岡行きJL321便(ボーイング777-200型機、登録番号JA772J)でクリスマスフライトを実施した。利用客にプレゼントを配り、アカペラ演奏で見送った。

JL321便を見送るJALのスタッフ=12月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 同便は前日の23日に開設した、子ども用遊戯スペース「JALキッズランド」脇の9番搭乗口を使用した。搭乗口付近では、JALグループ合唱団フロイデが『もろびとこぞりて』や『もみの木』などのクリスマスソングをアカペラ演奏で披露。利用客を見送った。地上係員をはじめとするスタッフは、チョコやキャンディなどの菓子とクリスマスカードを利用客に配付した。

 その後、航空機への貨物搭載などを担当するグランドハンドリング係員が、緑色にラッピングしたコンテナを積んだドーリーを牽引するトーイングトラクターを運転して、同便が使用する9番搭乗口付近に現れた。係員にはフィンランドから「来日」したと話すサンタクロースとトナカイが扮した。

 トラクターを降りたサンタとトナカイは、プレゼントを持って搭乗口前に登場。子どもたちに、サングラスなどが入ったリュックをプレゼントした。子どもたちはプレゼントを手にすると笑顔になり、お礼を言うと、走って親元に戻っていった。

 中には、サンタがプレゼントを渡すと、見慣れない格好のため泣き出す子どもいた。サンタは「ごめんね、ごめんね」と、きれいな日本語でなだめていた。

 JL321便で福岡に向かう男の子は、「サンタさんからプレゼントもらった」とうれしそうに話した。同便は午後2時13分、乗客365人(うち幼児18人)を乗せて羽田を出発した。

 フィンランドから「来日」し、グランドハンドリング係員に扮したサンタは、普段は生やし慣れていないナイロン製のヒゲに悪戦苦闘。「しゃべるとヒゲが口に入る」と話した。

クリスマスメッセージを掲出するJL321便のコックピット=12月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

アカペラを披露するフロイデのメンバー=12月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

子どもにプレゼントを渡すJALの地上係員=12月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

プレゼントを受け取る子ども=12月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

サンタからプレゼントを受け取る小さな利用客=12月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

福岡に向かう利用客=12月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

慣れた様子でトーイングトラクターを運転するトナカイ=12月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

JL321便に手を振るJALのスタッフ=12月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

JL321便以外にも手を振るサンタとトナカイ=12月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

JL321便を見送るJALのスタッフ=12月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

JL321便を見送ったJALのスタッフ=12月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

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