エアライン, ボーイング, 機体 — 2015年12月18日 06:02 JST

中国南方航空、737 MAXを50機発注へ 現行737も30機

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 ボーイングは現地時間12月17日、中国南方航空(CSN/CZ)から737型機計80機の発注コミットメントを獲得したと発表した。内訳は現行の737NG(次世代型737)が30機と、発展型の737 MAXを50機。カタログ価格は総額83億8000万ドル(約1兆252億9300万円)。

中国南方航空の737(ボーイング提供)

 中国南方航空は現在、737-300を22機、737-700を37機、737-800を97機、エアバスA319型機を44機、A320を118機、A321を64機保有している。

 737 MAXシリーズは、最大149席(1クラス)の737 MAX 7、同189席(1クラス仕様)の737 MAX 8、同215席の737 MAX 9、LCC向けに同機の座席数を増やした737 MAX 200の計4機種。CFMインターナショナル製の新型エンジン「LEAP-1B」を搭載し、燃費を14%以上改善するとしている。

 2015年9月には米ワシントン州のレントン工場で最終組立を開始。12月8日にロールアウトした。

 737 MAX 8のローンチカスタマーであるサウスウエスト航空(SWA/WN)への初号機引き渡しは、2017年7-9月期(第3四半期)を計画している。

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