ロサンゼルスを拠点とする航空機リース会社エアリース・コーポレーション(ALC)は、エルアル・イスラエル航空(ELY/LY)と787-9を2機、長期リースで合意したと現地時間12月14日に発表した。エルアルには2017年7-9月期(第3四半期)から10-12月期(第4四半期)前半に引き渡す。
エルアルは現在6機保有している747-400から機材更新で導入する。同社が787-9を導入するのは初めて。
エルアルは10月、787を9機発注することでボーイングと合意した。このうち787-9を3機、確定発注している。このほか、6機をリースでの導入も決定している。
エルアルはイスラエルの国営航空会社で、1948年9月に運航を開始。おもに欧州や北米、アフリカなどに運航している。アジアには北京と香港、バンコク、ムンバイに乗り入れている。
同社は1961年に707を導入して以来、すべてボーイングの機材を使用。現在は737を22機、747と767を7機ずつ、777を6機導入している。
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Air Lease Corporation
EL AL Airlines
Boeing
ボーイング・ジャパン
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