日本政府観光局(JNTO)が12月16日に発表した訪日外客数2015年11月推計値によると、訪日客数は前年同月比41.0%増の164万7600人で、11月としての過去最高を記録した。出国日本人数は0.7%減の134万6000人で、2カ月連続で前年を下回った。
11月までの累計は1796万4400人で、過去最高だった2014年の年間訪日客数1341万3467人を455万人以上上回っている。
11月で最も多かったのは2014年の116万8427人で、48万人近く上回っている。月間の訪日客数は、2014年3月から1年9カ月連続で100万人を突破。JNTOが「重点市場」と定める20の国・地域中、マレーシアが単月の過去最高を記録した。このほか、ロシアを除く17市場で11月の過去最高を記録した。
JNTOでは今回の結果について、11月は学校休暇によるマレーシアやフィリピンなどからの需要増加や、秋に向けた訪日プロモーションが奏功したと分析。円安や燃油サーチャージの値下がり、ビザ免除なども要因に挙げている。
方面別に見ると、アジアでは中国が前年同月比
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