FDA、16年1月分サーチャージなし　4カ月連続

　フジドリームエアラインズ（FDA/JH）は、利用客が航空券購入時に支払う燃油特別付加運賃（燃油サーチャージ）について、2016年1月発券分も適用しない。燃油価格の下落によるもの。適用しない期間は2015年10月から4カ月継続することになる。

16年1月発券分もサーチャージを設定しないFDA＝15年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　サーチャージを見直す基準となるシンガポールケロシンの11月の市況平均価格は、1バレルあたり57.44米ドル、為替レートは1米ドル122.54円だった。燃油価格が1バレルあたり60ドルを下回ったため、サーチャージを引き続き設定しない。

　燃油サーチャージを適用していた9月発券分は、小牧（県営名古屋）－山形線などカテゴリーAで100円、小牧－青森線などカテゴリーBも100円、静岡－福岡線などカテゴリーCが200円だった。

2016年1月発券分の燃油サーチャージ（括弧内は12月分）
カテゴリーA
小牧－山形　0円（0円）
小牧－新潟　0円（0円）
小牧－出雲　0円（0円）
小牧－高知　0円（0円）

カテゴリーB
小牧－青森　0円（0円）
小牧－花巻　0円（0円）
小牧－北九州　0円（0円）
小牧－福岡　0円（0円）
小牧－熊本　0円（0円）
静岡－鹿児島　0円（0円）

カテゴリーC
静岡－福岡　0円（0円）
松本－札幌　0円（0円）
松本－福岡　0円（0円）
福岡－新潟　0円（0円）

関連リンク
フジドリームエアラインズ

・FDA、12月分サーチャージなし　3カ月連続（15年11月14日）