日本航空(JAL/JL、9201)は、欧州発のファーストクラスとビジネスクラスで、欧州各国の食材を生かした丼を2食目のアラカルトメニューとして提供する。12月1日から。
欧州各地発オリジナル丼
ロンドンとフランクフルト、ヘルシンキ、パリ発便のビジネスクラスと、ファーストクラスのある路線で提供する。
ロンドン発便は「ロン丼」。地中海マグロや脂ののったノルウェーサーモンなど、海の幸を活かした海鮮丼で、ダシに工夫をこらしたたまり醤油と共に提供する。
フランクフルト発便は、「フランクフル豚(トン)丼」。うま味に定評あるドイツ産オーガニックポークを使った豚丼で、ドイツビールとショウガ、醤油などの特製ソースで仕上げ、ザワークラウトをあしらった。ホテル・ニッコー・デュッセルドルフ「弁慶」のシェフが監修。
ヘルシンキ発便は「フィンラン丼」。フィンランドポークの生姜焼きで、森で育つ「カンタレリきのこ」と共に、ルッコラを敷きつめた丼に仕上げた。
パリ発便は「フランス丼」。フランス産シャンピニオン・ドゥ・パリ(マッシュルーム)を揚げた天丼。おろしショウガを添えて提供する。
また、JALの特設サイトでは、4種類の丼のレシピを公開している。
スナック類も刷新
また、食事後に乗客が自由にスナック類を手に取れる「セルフサービスコーナー」の内容を一新。ビジネスクラスでは、12月1日からアンリ・シャルパンティエ「フィナンシェ」と麻布かりんと「かりんとパレット」を、2016年1月15日からは、なとり「あたりめ&さきいか」と東ハト「ポテコ」を用意する。
プレミアムエコノミークラスとエコノミークラスの「スカイオアシス」では、「おっとっと うすしお味」、チョコチップクッキー、「カレ・ド・ショコラ フレンチミルク」、「ベイク 焼きチョコレート」、「お醤油屋さんのおせんべい 濃厚チーズせん」を、12月下旬から順次提供。外国人客にも喜んでもらえるよう、和柄のパッケージで用意する。
対象路線は、日本とニューヨーク、シカゴ、ボストン、ロサンゼルス、サンディエゴ、サンフランシスコ、ダラス、バンクーバー、ロンドン、パリ、フランクフルト、ヘルシンキ、モスクワ、シドニーを結ぶ便。いずれも往復便で提供する。
関連リンク
欧州各地のオリジナル丼レシピ(日本航空)
BEDD(ファースト・ビジネス機内食)
JALキッチンギャラリー(プレミアムエコノミー・エコノミー機内食)
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