エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2015年11月28日 23:20 JST

日本トランスオーシャン航空、737-800を2月運航開始 初便は那覇発福岡行き

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 日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)は、新たに導入するボーイング737-800型機の初号機(登録番号JA01RK)を、2016年2月10日から就航させる。那覇-福岡線、宮古線の2路線に投入する。

JTAの737-800のイメージイラスト(同社資料から)

JTAの737-800の機内イメージ(同社資料から)

 JTAは、2014年5月に737-800を12機発注。現在12機運航している737-400(145席・150席)を順次置き換えていく。座席数は165席で、クラスJが20席、普通席が145席と、JTAが属する日本航空(JAL/JL、9201)グループの国内線仕様機と同じ座席レイアウトを採用した。

 JAL機と同じく2クラスとも本革シートを取り入れ、LED照明を採用した国内線新仕様「JALスカイネクスト」の内装とした。機内インターネット接続サービス「JAL SKY Wi-Fi」は2017年から導入予定。米Gogo社の次世代サービス「2Ku」を導入する。

 また、沖縄らしさを乗客に体感してもらうため、クラスJのヘッドレストカバーには、沖縄の伝統工芸「紅型」デザインを採用。琉球銀行が開催している「りゅうぎん紅型デザインコンテスト」の入選作品で、第23回(2014年)奨励賞を受賞した知念美幸さん作「花だより」を取り入れた。

クラスJのヘッドレストカバーは紅型デザインを採用(イメージ、JTAの資料から)

 737-800の初便は、那覇発福岡行きNU050便。那覇を午前7時10分に出発し、福岡には午前8時45分に到着する。宮古行き初便は、那覇を午前11時50分発のNU559便で、宮古着は午後0時40分となる。

 11月24日には、客室乗務員が訓練に使用する737-800用の新モックアップを公開(関連記事)。27日から使用を開始した。

運航スケジュール
那覇-福岡線
NU050 那覇(07:10)→福岡(08:45)
NU053 福岡(09:25)→那覇(11:10)
NU060 那覇(18:00)→福岡(19:40)
NU065 福岡(20:20)→那覇(22:00)

那覇-宮古線
NU559 那覇(11:50)→宮古(12:40)
NU560 宮古(13:15)→那覇(14:00)
NU565 那覇(14:40)→宮古(15:35)
NU564 宮古(16:10)→那覇(16:55)

*2路線とも3月以降は変更の可能性あり。

関連リンク
日本トランスオーシャン航空

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