日本航空(JAL/JL、9201)は11月27日、プロテニスプレーヤー錦織圭選手と長期パートナー契約を締結した。
錦織選手が航空機で移動する際、JALがサポート。機内でも快適に過ごしてもらえるようにする。また、JALグループのイメージキャラクターとして、2016年からCMなどに登場する。JALの植木義晴社長は、「JALと錦織選手の強みを生かした企画も検討してきたい」と語った。
27日は錦織選手が羽田の格納庫に登場。来年のリオデジャネイロ五輪での活躍を願って金色に塗装され、機体後部には錦織選手が描かれたボーイング787-9型機の模型が、植木社長から手渡された。錦織選手は使用モデルと同じラケットを、サイン入りで植木社長にプレゼントした。
錦織選手は「JALとともに世界をまわり、身体のサポートもしていただきたい」と語った。今年の試合を終えた錦織選手は、「いいテニスで終われた。アップダウンはあったが充実した1年で、来年につながるよい年だった」と1年を振り返った。
記者会見後、錦織選手と植木社長が格納庫に設けられた特設コートで、ラリーを繰り広げた。学生時代以来のテニスになるという植木社長は、世界ランキング最高4位の実力を誇る錦織選手に翻弄された。JALの実業団にも所属する運航訓練審査企画部の平山恵美さんが引き継ぎ、錦織選手とラリーを披露した。
JALは2014年6月、新たな商品やサービスの提供や、挑戦する人々をサポートする「チャレンジJAL」宣言を発表。これまでもスポーツ選手などを支援する取り組みを進めている。
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「チャレンジJAL」宣言
日本航空
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