羽田空港国内線ターミナルを運営する日本空港ビルデング(9706)と国際線ターミナルを運営する東京国際空港ターミナル(TIAT)は、目的地までの最適なルートを各ターミナルのウェブサイト上で検索できるようにした。
サービス名は「HND Route Master」。各ターミナルを起点または終点として、目的地までの鉄道やモノレール、バスを利用した最適なルートを検索できる。多言語対応としたほか、車いすを利用した場合のバリアフリー対応ルートの検索にも対応した。
空港から目的地へ向かう場合、到着地は駅名やバス停のほか、観光地やホテル名でも検索できる。また、「ベビーカー」や「手荷物多め」といったオプションも設定できるようになっている。検索結果は、「早い順」「楽な順」「安い順」の3種類から選べる。
同サービスは11月20日から運用開始。24日午前8時現在、国内線ターミナルのサイト上には、ページタイトルを「HND Route Master」としたページがあるが、国際線は「アクセス路線検索」となっており、表記が統一されていない。
空ビルとTIATの2社は、英国を本拠地とする航空業界の調査・格付け会社SKYTRAX(スカイトラックス)社から、2年連続で5つ星評価を獲得している。
関連リンク
HND Route Master(国内線)
アクセス路線検索(国際線)
・羽田空港、5つ星2年連続で授賞式 スカイトラックス調査(15年10月13日)