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全日本空輸（ANA/NH）の現役客室乗務員（CA）らが講師を務める「ANAエアラインスクール」は、2016年2月から大阪校に空港旅客係員（グランドスタッフ）を目指す学生向けの新コース「グランドスタッフコース」を新設する。
2月導入の新制服を着用したANAの地上旅客係員＝15年2月1日 PHOTO: Tatsuyuki TAYAMA/Aviation Wire
ANAエアラインスクールは、2013年10月に都内に開講。航空会社がCA養成を念頭に置いたスクールを開設したのは世界初で、大学生や専門学校生を対象としたダブルスクール形式になっている。現在、東京校は港区高輪に、2014年6月開設の大阪校は梅田にスクールを構えている。
運営するANAビジネスソリューションによると、大阪校でCAを養成する「キャビンアテンダントコ－ス」の受講生の中には、空港のカウンターなどで働く空港旅客係員を目指す学生も多かったことから、新コース開設を決めたという。
講師は、伊丹空港と神戸空港でANA便の旅客サービス業務などを手掛けるANA大阪空港会社に所属する、現役の空港旅客係員が担当。1回1時間30分の講義を、2016年2月2日から3月23日まで16回行う。募集人数は16人で、申し込みは1月24日まで。受講料は16万円（税抜き）で、11月時点で大学や専門学校などに在籍している学生が対象となる。
12月19日には、新コースの説明会を伊丹空港の会議室で開催する。午前10時30分からと午後2時からの2回で、いずれも2時間。
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