エアバスは現地時間11月10日、ベトナムのLCCベトジェット航空(VJC/VJ)からA321型機を30機追加受注したと発表した。開催中のドバイ航空ショーで締結した。
受注したのはA321従来型(A321ceo)が9機とA321neoを21機。今回の発注分を含めると、ベトジェットのエアバス機に対する合計発注数は99機となる。今年6月のパリ航空ショーでも、A321を6機追加発注している。
今年3月には、エアバスにとって9000機目となる機体(A321、登録番号VN-A651)を、独ハンブルクで同社が受領している。2014年11月には、初の自社購入機となるA320を受領した。
ベトジェットは2011年設立。ベトナム初の民間航空会社で、A320など27機を保有し、ベトナム国内線のほかにタイやシンガポール、中国、台湾、ミャンマー、韓国へ国際線を運航している。
A321neoは、A320を燃費の良い新型エンジンに換装したA320neoファミリー最大の機体。メーカー標準座席数は2クラス185席で、席数を増やすオプションを導入すると最大1クラス240席まで設定できる。
関連リンク
Airbus
エアバス・ジャパン
VietJetAir
・三菱UFJリース、ベトジェットと覚書 A321リース(15年9月17日)
・ベトジェット、A321を6機追加発注(15年6月22日)
・エアバス、9000機目納入 ベトジェットにA321(15年3月24日)
・エアバス、ベトジェットにA320納入 自社購入初号機(14年12月1日)
・エアバス、ベトジェット航空から最大100機のA320シリーズ受注(14年2月12日)