民事再生手続き中のスカイマーク(SKY/BC)が11月10日に発表した2015年10月利用実績は、ロードファクター(座席利用率、L/F)が77.0%と、前年同月を10.4ポイント上回った。2011年以降の過去5年間では2番目に高い値で、2カ月連続で10ポイント以上改善した。
搭乗者数は前年同月比11.4%減の52万6406人と、12カ月連続で前年を下回った。提供座席数は24.9%減の68万5698席と大幅に減少したが、搭乗者数の落ち込みは約1割に抑えた。
提供座席数と搭乗者数は、3期連続で最高益を更新していた2011年度(12年3月期)とほぼ同等の数値で推移している。
—記事の概要—
・羽田-札幌線96.0%
・前年割れ7路線
羽田-札幌線96.0%
10月の運航路線は、夏ダイヤ最終日の24日までは前月と同じ17路線だったが、神戸-仙台線が同日を最後に運休。25日から16路線に減少し、仙台空港から撤退した。
L/Fの最高値は、羽田-札幌線の96.0%(前年同月比13.8ポイント上昇)、最低値は福岡-那覇線の56.2%(3.8ポイント低下)だった。
羽田発着は5路線で、L/Fは前述の札幌線がもっとも高く、福岡線も
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