エアライン, 空港 — 2015年11月6日 13:00 JST

JAL、ボジョレー・ヌーボー解禁日に提供 ワインで作ったパンも

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 日本航空(JAL/JL、9201)は、ボジョレー・ヌーヴォー(ボージョレ・ヌーボー)を国際線ファーストクラスとビジネスクラス、国内主要空港ラウンジで提供する。11月19日の解禁日限定。

ピエール・フェロー社のボジョレー・ヌーボー(左)とメゾンカイザーのパン・オ・ボージョレー(JAL提供)

 提供するボジョレー・ヌーボーはピエール・フェロー社のもの。1882年創業の名門で、大量生産せず、各工程に時間をかけるなど評価が高く、世界40カ国以上で親しまれているという。

 対象路線は、日本とシカゴ、ボストン、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンディエゴ、バンクーバー、サンフランシスコ、ホノルル、ロンドン、フランクフルト、ヘルシンキ、パリ、シドニー、シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、デリー、マニラ、ハノイ、ホーチミン、バンコク、香港を結ぶ各路線。往復で提供する。

 ラウンジでは、羽田(国際線/国内線)と成田(国際線)、関西(国際線/国内線)、伊丹、中部(国際線)、福岡(国内線)の6空港で提供する。

 また、ボジョレー・ヌーボーの提供に合わせ、高級パンを手がけるメゾンカイザーによるオリジナルパン「PAIN AU BEAUJOLAIS (パン・オ・ボージョレー)」を提供する。通常は水を使用するパンの製造工程を、ワインに替えて製造する。

 羽田と成田を出発する国際線ビジネスクラスで、洋食コースのパンのひとつとして提供する。対象路線はボジョレー・ヌーボー提供路線と同路線。成田と羽田の国際線ファーストクラスラウンジ、羽田の国内線ダイヤモンド・プレミアラウンジでも提供する。

 ワインの提供は、羽田空港国際線ターミナルのラウンジでは日付が変わると同時に始める。

 ボジョレー・ヌーボーは、仏中部のブルゴーニュ地方・ボージョレ地区で作られる赤ワインで、毎年11月第3木曜日に解禁される。

 今年の夏は記録的な日照量と降雨量が少なかったことで、ブドウには好ましいコンディションが続いたという。一代でボジョレー・ヌーボーを世界的に有名なワインに育て上げた、「ボジョレーの帝王」と呼ばれるというジョルジュ・デュブッフ氏は、「我がワイン人生最良の年」と評した。

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日本航空

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