大韓航空(KAL/KE)は11月5日から、国内の旅行代理店を対象に済州への集客促進を図る「FAMツアー」を開催している。済州観光公社との共同実施で、運航を継続する同社の済州便の利用拡大を図る。
ツアーは2泊3日で実施。5日から7日までは大阪の代理店から4人、6日から8日までは東京の代理店から13人が参加する。滞在中は済州の観光スポットを巡り、タチウオやアワビ、ウニなどの海産物を試食する。
大韓航空は済州から成田と関西に運航している。9月には運休を発表したものの、両国の活性化などを図るため、10月に継続を決定。同社では継続決定の理由を、関係各所からの要望が強かったと説明している。
成田便は週4往復、関空便は週3往復で、夏ダイヤ終了時と変更はない。成田便は済州発を火曜と木曜、土曜、日曜に、成田発を月曜と水曜、金曜、日曜に運航。関空便は済州発を月曜と水曜、金曜に、関空発を火曜と木曜、土曜に設定した。
どちらも運航機材はボーイング737-800型機で、ビジネス12席、エコノミー126席の計138席。
夏ダイヤ開始時、成田便は週4往復、関空便は1日1往復を運航。関空便は8月まではデイリーで運航していたものの、9月から週3往復に減便した。ロードファクター(座席利用率、L/F)は公表していない。
運航スケジュール
済州-成田
KE717 済州(19:00)→成田(21:10)運航日:火木土日 *10月29日から
KE718 成田(10:45)→済州(13:35)運航日:月水金日 *10月30日から
済州-関西
KE733 済州(19:00)→関西(20:25)運航日:月水金 *10月28日から
KE734 関西(09:00)→済州(10:50)運航日:火木土 *10月29日から
・大韓航空、済州2路線の運航継続 成田と関空(15年10月28日)
・大韓航空、関西-ソウル増便 冬ダイヤ、成田-済州は運休(15年9月14日)