スカイチーム、健康に配慮した専用ラウンジ　香港に開設

　航空連合のスカイチームはこのほど、香港国際空港に専用ラウンジを開設した。ヨガルームなどを設置し、利用者の健康に配慮した。専用ラウンジは4カ所目の開設で、中華圏に設置するのは初めて。

香港に開設したスカイチームの専用ラウンジ（同アライアンス提供）

　ラウンジは第1ターミナルに設置。同空港に乗り入れるスカイチーム加盟各社の上級会員が利用できる。営業時間は午前5時30分から翌日午前1時まで。

　広さは約1000平方メートル。最大で230人が利用できる。ヨガルームのほか、注文後に調理するヌードルバーを設置。ラウンジのシンボル「リビング・ウォール（Living Wall）」には50種類以上の植物を飾っている。ほかの専用ラウンジ同様、ワークステーションや公衆無線LAN（Wi-Fi）、シャワールームなどを備えた。

　香港国際空港にはスカイチーム加盟各社20社のうち12社が乗り入れている。内訳はアジアからは大韓航空（KAL/KE）とチャイナエアライン（CAL/CI、台湾）、中国東方航空（CES/MU）、中国南方航空（CSN/CZ）、厦門（アモイ）航空（CXA/MF）、ベトナム航空（HVN/VN）、ガルーダ・インドネシア航空（GIA/GA）の7社、欧州からはエールフランス航空（AFR/AF）とアエロフロート・ロシア航空（AFL/SU）、KLMオランダ航空（KLM/KL）の3社、アフリカからはケニア航空（KQA/KQ）、北米からはデルタ航空（DAL/DL）が運航している。

　スカイチームはロンドン（ヒースロー）とイスタンブール、シドニーに専用ラウンジを設置している。

植物の緑がアクセントになっているラウンジ内の壁（スカイチーム提供）

香港に開設したスカイチームの専用ラウンジ（同アライアンス提供）

香港に開設したスカイチームの専用ラウンジ（同アライアンス提供）

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