日本航空(JAL/JL、9201)が10月30日に発表した2015年4-9月期(第2四半期)連結決算は、純利益が前年同期比28.7%増の1033億9800万円で、4-9月期としては過去最高を記録した。通期見通しも従来の減益予想から前年同期比15.4%増の1720億円に上方修正した。
4-9月期の売上高は0.6%増の6879億3200万円、営業利益は29.2%増の1199億8200万円、経常利益は33.7%増の1226億4000万円で増収増益となった。
営業費用は3.9%減の5679億円で、燃油費が19.1%減の1225億円に抑えられたことなどが奏功。営業利益率は17.4%(3.9ポイント上昇)となった。
—記事の概要—
・海外発券比率が増加
・燃油費減
・16年3月期見通しは増収増益
海外発券比率が増加
国際線の旅客収入は0.7%増の2356億円。中国や東南アジアからの旺盛なインバウンド(訪日)需要により、旅客数は5.1%増の409万3000人と増加した。ロードファクター(座席利用率、L/F)は79.7%(3.9ポイント上昇)で、旅客単価は燃油サーチャージの引き下げに伴い、4.1%減の5万7574円となった。
JALの植木義晴社長は、「国際線で海外地区の発券比率が
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