日本政府観光局(JNTO)が10月21日に発表した訪日外客数2015年9月推計値によると、訪日客数は前年同月比46.7%増の161万2300人で、9月としての過去最高を記録した。出国日本人数は0.3%増の152万6000人で、2014年5月以来1年4カ月ぶりに前年を上回った。
9月で最も多かったのは2014年の109万9102人で、43万人近く上回っている。月間の訪日客数は、2014年3月から1年7カ月連続で100万人を突破。JNTOが「重点市場」と定める20の国・地域中、インドネシアとロシアを除く18市場で9月の過去最高を記録した。単月の過去最高を記録した市場はなかった。
JNTOでは今回の結果について、韓国の旧盆休暇「秋夕」(チュソク、26日から29日)や中国の中秋節(27日から28日)など、連休が続いたことが奏功したと分析。新路線の就航などによる需要増、ビザ免除、クルーズ船の寄港増加なども要因に挙げている。
方面別に見ると、アジアでは中国が前年同月比
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