ボーイング, 機体 — 2015年10月9日 12:10 JST

ボーイング、サウスカロライナ洪水で10万ドル寄付

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 ボーイングは、サウスカロライナ州で発生した洪水で、被災者に10万ドル(約1200万円)を寄付した。現地時間10月8日に発表した。アメリカ赤十字社を通じて寄付する。

サウスカロライナの洪水被災者に寄付するボーイング=14年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 AFP通信などによると、1日にサウスカロライナ州で洪水が発生。熱帯気団の影響によるもので、複数のダムが決壊し、停電したという。住民は避難したものの、550の道路や橋が流され通行止めになっている。被災者数は停電で2万6000人、断水で4万人。800人以上が避難している。同州のニッキー・ヘイリー州知事は今回の洪水を「1000年に一度の出来事」とした。

 6日までに少なくともサウスカロライナ州で15人、北隣のノースカロライナ州で2人の計17人が死亡した。

 ボーイングはサウスカロライナ州ノースチャールストンに自社工場を保有。7500人以上を雇用し、787などを製造している。今年3月には、同工場製の787-9初号機をユナイテッド航空(UAL/UA)に引き渡した。

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