中国国際航空(エアチャイナ、CCA/CA)は、予定していた杭州-茨城線の開設を延期する。2016年1月30日から運航を開始する。準備状況や市場状況によるもので、2月に迎える中華圏の旧正月、春節に向け体制を整える。
当初、冬ダイヤが始まる10月25日からの運航開始を予定していた。延期後の運航スケジュールや機材などの変更はない。
運航機材はエアバスA319型機で、ビジネス8席、エコノミー120席の計128席。土曜と日曜に運航する。CA755便は杭州を午後1時に出発し、茨城着は午後5時。折り返しのCA756便は茨城を午後6時に出発し、午後8時20分に杭州に到着する。
中国からの茨城路線は3路線目となる。春秋航空(CQH/9C)が上海(浦東)便を週8往復運航している。今年7月25日からは、中国南方航空(CSN/CZ)が深セン便の運航を週2往復で開始した。
春節は中華圏の旧正月。春節の前後1週間は長期休暇となり、里帰りや旅行など人々が一斉に移動する。例年、中国国内の交通機関の大混雑が予想されている。移動祝日で、2016年は2月8日に設定される見込み。
運航スケジュール
CA755 杭州(13:00)→茨城(17:00)運航日:土日
CA756 茨城(18:00)→杭州(20:20)運航日:土日
・中国国際航空、茨城-杭州開設へ 冬ダイヤから週末2往復(15年9月18日)
・中国国際航空、関西-杭州就航へ 7月から週3往復(15年5月12日)